Kaz Tap Companyクリスマス公演 "Winter Wonderland" に、公募から選ばれた参加者向けワークショップのレポートです!
全4回ワークショップのうち今回は、ウォームアップからはじめ、前回ステップの復習と、初心者と経験者それぞれのレベルに合わせてグループを分けて、進めていきました。
前回が、はじめてのタップ経験となった方方も多かったのですが、しっかり練習をしてきてくれて、序盤かなりいい感じのスタートになりました。
経験者グループは、新しい振付を難なく覚えていき、あとは振付を各自しっかり自分のからだに慣らしていってパフォーマンス力を上げていければ、更に良くなっていきそうです。
初心者グループは、今回振付量のペースを少しあげて、なかなかすべてを覚えるのが大変でしたが、しっかり食らい付いて頑張ってくれました。
休憩時間には、タップダンサーの映像をみんなで鑑賞しました。"タップの神様"グレゴリーハインズ、"タップの父"ミスターボージャングル、"エンターテイナー"ニコラスブラザーズ、"ミスタースライド"ジミースライド、歴代の黒人タップマスターを中心に解説を入れながら紹介しました。自分たちがタップを踏みはじめてから、改めて観てみると、タップマスター一人一人の個性的なキャラクターやリズム、ダンス、同じタップは誰一人としていない各々のタップダンスの表現が見えてきたと思います。
映像を観た後は、初心者も経験者もみんなで、タップダンスに大切なリズムと音を合わせて踊る迫力ある全員ナンバーをみんなで挑戦しました。
キメの複雑なリズムに苦戦しましたが、振りを最後まで終えて、次回までの宿題となりました。今週は、各自自主練習の時間を設け、来週からいよいよ本番までラスト2回になります。
本番舞台に立つまでにそれぞれ課題もありますが、それまでにしっかり練習して自分のからだにステップ
とリズムを染み込ませて、足で音を奏でることを思いきり楽しんでもらいたいです。
自分の表現を大切に、残り3週間頑張っていきましょう!!
米澤一平