2期インターンの増田です。初めまして。
日曜の夕暮れから始まった、即興練習の会のレポートをさせていただきます。
即興、つまりインプロビゼーション、普段のレッスンでもやっている、全員で輪になってリズムを刻んでいくという、あれです。
なんと!今回は生楽器でインプロができるとのこと、ワクワクドキドキしながら待ち構えておりました。
パーカッションの よし さん、キーボードの山田俊二さんが、楽器とともに登場です。
運ぶだけでも重たくて大変なのに、本当に頭が下がります。
ドラムとキーボードを設置するのを、サンタクロースのプレゼントのように興味津々と見つめ、準備が整ったところでスタート。
最初はいつも通りに、順番に踏み踏みしていましたが、うすーくパーカッションの音が聞こえ始め、気が付くと踏んでいる足元を凝視しながら演奏しているお二人が!
全員がリズムを心で足で指でスティックで刻んでいるのが感じられて、もうめちゃくちゃ気持ちいい!めちゃくちゃ嬉しい!
あとは盛り上がるしかないでしょ~、自分解放!とばかりに乗りに乗って踏みまくっていました。
心なしかレッスンでのインプロよりも熱が入り真剣だけど楽しくて仕方がない顔をしてました。
テンポを変えたりカホンという箱型のパーカッションで踊ってみたり、一人ずつ合わせてもらったりという贅沢な時間もありました。
お互いに足元手元を見つめリズムを打ち鳴らし、一緒に刻んだ音を感じて目が合った瞬間は、叫びたくなるくらいの幸せの絶頂でした。
うわぉどうしようヤバい!です。昇天しそう~。
興奮冷めやらぬ中、山田さんのソロライブ。
今度はまるで月夜のような美しい曲を奏でてくださいました。
切なくてキュンとしたりゆったり癒されたりするようなメロディが心に染み入ります。
この後、いのっちさんとむらっち先生が踊った2曲はどちらも静かな音楽でした。
繊細な音に合わせての繊細なステップ。
音楽も無限ならTapも無限です。そして生まれるハーモニーも無限。
インプロは今までアップテンポで強いアクセントをつけなきゃいけない、と思っていましたし、もちろん、足がついていかず、あ゛ー、うぎゃーと、もどかしいことも何度も何度もありました。
できないステップも山ほどあります。でもこんなに気持ちが乗れるなんて!
感動で幸せでお腹いっぱいな夜となりました。
いや~やっぱり生、いいです。ビールだけじゃないです。生楽器生音楽最高です。
今回来てくださった山田さんと村田先生で、織りの展覧会でのライブ演奏を行うそうです。
パーカッションのよし さんは、先週の渋谷芸術祭にも来てくださいました。
今回の楽しいひとときを本当にありがとうございました。