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振り付けと即興。
こないだ、酔っ払ってある人が

「ジャズっていうのはねぇ~どんなことが起こったとしても
 受け入れて対応することなのよ~」

と力説しておりました。

確かにそうだなと。確かに、ジャズ・ミュージシャン達は、
他の人のソロのアドリブの時、目を瞑って必死に音に耳を傾けている。
「今」、何が起こっているのか感じ取る感性がめっちゃ大切なのかなって思う。

時に「不協和音」のように聴こえることもあるが、
ぶつかり合いながらも混ざり合っている感じがたまらなく好き。

タップでもここまで自由になりたいな。
他の音と、ぶつかり合いながらも音楽を作れるくらい。

芝居に関してもそうだけど、
昔から「即興的」なものに憧れを抱き続けてきた私だけど
こないだ、モーリス・べジャールのドキュメンタリーを見て、「振り付け」の深さも知った。

指先の動きにまでこだわる。
音楽、歌詞を念入りに聴いて、そこからあふれ出るインスピレーションを
ダンサーとともに作り上げていく作業は見ていて興奮しました。

バレエ・ダンサーに「言葉」をしゃべらせたりなんかしたりして、とっても面白かった。

ホワイト・ナイツで踊るグレゴリー・ハインズが
タップしながらしゃべったり、踊ったりしても全然違和感が無いのを見ると凄いって思う。
タップも、声も、踊りも、全てがちゃんと心と繋がっているように見える。
切り離されてない。

こないだ、ディオン・ウォーウィックという女性歌手さんが
グレゴリーハインズと一緒にタップを踊っている映像を見ました。
彼女は、もちろんタップ初心者で、めっちゃシンプルなステップしかしてないのに
何であんなに素敵なの?!と言うくらい素敵でした。
女性らしくて。
グレゴリー・ハインズのフォローも素晴らしいからなのかもしれませんが・・・・。

技術も大事だけど、やはり、人間力とかいう奴なのかな。

頑張ろう~♪
by tappersriot | 2008-06-09 03:30


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